ある日の出来事、ある日の日記

2020年2月の鎌倉「東慶寺」「浄智寺」「海蔵寺」梅とお花の便り

2020年2月8日 鎌倉のお寺には梅が満開❁

みんがです。
あっという間に1月も過ぎ、気が付けばもう2月、
春節も、節分も過ぎていました。

春節(1月24日)には中国の月餅(げっぺい)を頂きました↴
月餅月餅
月餅というのは、お饅頭やパイ生地のような皮に餡を包んだ中国のお菓子です。
包む餡はいろいろな種類があり、こし餡や粒あんなど小豆系のものや、
ナッツや胡麻が入ったもの、カスタード風のものもあります。
私が中国に留学していた時も、中秋節(お月見の頃)やおめでたい時に、
月餅を頂く機会が多くあったのですが、当時は本当に味がおいしくなくて、
途中からは、「もう月餅だけは要りません!」とお断りしていましたが、
それが逆効果で、周りの人達は面白がってたくさんくれるようになってしまいました。
でも、数年前に中国のお友達から月餅を頂いて恐る恐る食べてみたところ、
味が劇的に改善し進化していて、驚くほど美味しくなっていました。
今回頂いた月餅も、甘さ控えめで美味しかったです。

2月3日の節分には、この豆で豆まきをしました↴
節分の豆

私が住んでいる地域は、2月も雪が降りますし、
寒さで水道も凍結することもある、まだまだ寒い冬の季節なのですが、
先日2月8日に訪れた鎌倉のお寺のお庭には、
もう梅やお花がたくさん咲いていました。
鎌倉の「東慶寺」「浄智寺」「海蔵寺」という3つのお寺を巡って、
一足早く春の気配を感じてきたのでご紹介します。

まずは鎌倉の梅の名所をさがすところから

鎌倉のどこに行けば梅が咲いているのか、
事前にだいたいは調べてはいましたが、
どこに向かうか当日もまだ心が決まっていませんでした。

鎌倉駅と羽田空港間の移動にはいろいろな方法があると思うのですが、
今回は帰りの飛行機が羽田空港からだったので、
鎌倉駅と羽田空港間を直接結ぶリムジンバスを利用することにしました。
鎌倉ー羽田空港間のリムジンバスの料金と、
鎌倉市内のバスと江ノ電の1日乗車券がセットになったものが、
お得な『企画乗車券《羽田鎌倉セット券》
として販売されていたので購入しました。
詳しくは、下の浜急行バスのサイトから確認できます↴
http://www.keikyu-bus.co.jp/airport/value/
購入するには事前の予約が必要なようですのでご注意下さい。

まずは、鎌倉駅に到着後、鎌倉駅のバス営業所に行き
『企画乗車券《羽田鎌倉セット券》』の予約券を乗車券と引き換えてもらいました。
鎌倉の地図と鎌倉の名所を紹介するパンフレットなども頂きました↴
鎌倉パンフレット
このフリーペーパー「おしえて鎌倉」には、鎌倉の名所がわかりやすくまとめてあります。
鎌倉の梅の名所として、
金沢街道エリアからは「宝戒寺」「荏柄天神」「瑞泉寺」など、
北鎌倉エリアからは「東慶寺」「浄智寺」が紹介されていました。
もともと、北鎌倉エリアに行きたいと思っていたこともあり、
1つ目の行き先は東慶寺に決めました。

東慶寺(とうけいじ)

東慶寺は、1285年(弘安8年)に北条時宗夫人が開創し、
女性がこの寺に駆け込めば女性の側から離縁できるという
女人救済のお寺だったそうです。
東慶寺の公式ホームページ⇒https://tokeiji.com/
白梅紅梅が咲いていました。
東慶寺白梅東慶寺梅
白と赤の梅の花の他に、蝋梅(ろうばい)という黄色の梅もあるそうなのですが、
蝋梅の開花時期は少し早いようで、2月上旬にはもう咲き終わっていました。
わずかに残っていた黄色い蝋梅の花です↴
蝋梅

白梅でも、八重のような丸くて可愛いお花もありました↴
東慶寺白梅

十月桜」という木札のかかった木がありました。
桜なのでしょうか、淡いピンク色のお花が咲いています↴
東慶寺十月桜
それから、苔の生えた岩のくぼみに静かに佇むお地蔵さま。
東慶寺お地蔵様
私個人の感じ方なのですが、
普段は、ご神仏を気軽に写真に撮るのが失礼に感じて控えているのですが、
この時は、この様子を何かに残しておきたくて、
お地蔵さまに撮らせて下さいとお願いしてから写させてもらいました。
お地蔵さまもお仏像も、もともとは石や木で、形は人間が作ったものではありますが、
それを作る時にはきっと、人々の幸せ、世の中の平和、
旅の安全、子供の安全、人や世の中の為に深い願いが込められていて、
誰かが手を合わせた時に、その人が守ってもらえるようにという祈りが
時を経てもずっと宿っていると思うので、
お地蔵さまやお仏像の存在というのは、
ただ単に、石や木から誰かが作ったものというだけではない、
祈りの力というか、不思議な力を感じます。

私は時々、病院で中国琵琶を演奏することがあるのですが、
その時、自分が弾いた中国琵琶の音一粒一粒が、
演奏を聞いて下さっている患者さんの耳から入って行って、
まるで白血球がばい菌を退治していくようなイメージで、
どうか少しでも病気が治るように、という思いを一心に込めて
一音一音を弾くことがあります。
この写真のお地蔵さまを見たときに、
そうした祈りも、あきらめずに何度も繰り返し願っていれば、
少しでも叶うことがあるのではないかと感じました。
それで、写真に撮らせていただきました。

黄色いマンサクの花も咲いていました↴
マンサク東慶寺
マンサクは寒さが残る早春に咲くので「先ず咲く(まずさく)」
が変化してマンサクとなったとのことです。縁起の良い花なのだそうです。

浄智寺(じょうちじ)

浄智寺は弘安四年、禅宗が盛んだった時代に建てられたお寺です。
浄智寺の公式ホームページ⇒https://jochiji.com/
木々に囲まれて立派な門があります。
浄智寺
門をくぐると、水仙が咲いていました↴
浄智寺
梅はこのような感じです↴
浄智寺

椿(つばき)の花もきれいです↴
浄智寺浄智寺浄智寺

海蔵寺(かいぞうじ)

海蔵寺は1394年(応永元年)に上杉久定が、
鎌倉幕府滅亡とともに消失した寺院を再建しました。
(海蔵寺の公式ホームページは見つけられませんでした)

海蔵寺は梅の名所でも有名なのだそうです。
梅は満開でした、赤も白も、青い空に映えてとてもきれいです↴
海蔵寺海蔵寺
こちらのほっとする優しい黄色は福寿草
海蔵寺
つやつやの赤い実が美しい南天(なんてん)↴
海蔵寺
南天(なんてん)は、
難転(なんてん)=難を転ずる という縁起の良い木なのだとか。

北国はまだ雪の中

うってかわって下の写真は、この旅の出発の日(2月6日)の朝に撮った、
家から空港に向かう時の風景です↴
鎌倉旅行の朝
鎌倉の梅や福寿草の咲く季節感とは全く違いますね。
でも、この冷たくて澄んだ凍り付くような空気の中で、
次第に夜が明けていく時の空の色の移り変わりも、
私は、それはまた美しいものだと思っています。
そして、ゆっくりとですが日々春に近づいていることは感じられています。


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