中国琵琶pipa音の縁へようこそ

中国琵琶の写真
はじめまして、みんが です。

私は、中国伝統楽器の中国琵琶(pipa)が大好きで、2001年から2003年まで中国瀋陽音楽学院に留学して、民族器楽科の劉教授から中国琵琶を学びました。現在は、中国琵琶の講師と、演奏の仕事をしています。

最近は、日本でも中国琵琶、二胡、笛子、古筝といった中国の伝統楽器を学ぶ人も増え、日本国内にも中国民族音楽関連の教室がありますが、私が勉強をはじめた2001年頃には、まだ身近には中国琵琶教室はありませんでした。私は、基礎の部分は独学ではなくて先生から学びたいと思い、中国に留学する事を選択しました。

下の写真は、2003年頃の中国瀋陽音楽学院の表門。正門の入口で通称、大門口(da  men kou)です。
瀋陽音楽学院大門口

瀋陽音楽学院の裏門側の通りには、市場や食堂が多く軒をそろえています。通称、后街(hou jie)と呼ばれています。路上の市場には、リヤカーで売りに来る果物売りの人、お弁当屋さん、肉まんや串焼き売りの屋台などがあります。
瀋陽音楽学院后街

このようなお店や屋台や路上販売をしていた人達は、私が買い物に行くと覚えていて下さり、外国人の私にも笑顔を向けて下さり、「外国から遠く故郷を離れて、中国まで来て中国琵琶を学びに来てくれたのだから嬉しい」と言って、親切に接してくれました。もちろん、生活する中で時には騙されたり、差別されたり、困らされたりした事もありますが、それも今では良い思い出です。留学によって、本場で、中国琵琶の基礎と同時に、中国語も学ぶ事ができたのは、留学中にたくさんの人が助けて下さったおかげでした。
下の写真は、瀋陽音楽学院の中にある中国庭園です。
瀋陽音楽学院庭園
このような環境の中で、私は2年間中国琵琶を学びました。

2003年に留学を終えて日本に帰国した後、10年間は他の仕事と並行して演奏活動を行い、2012年頃から、主にホテルのレストランやイベントでの演奏、二胡、古筝、揚琴、笛子などの中国民族楽器のとの合奏、日本のお琴やピアノとの合奏、朗読とのコラボレーション演奏などを始めました。
2012年5月31日~6月3日まで開催された「いけばなインターナショナル」の東日本大震災の為のチャリティー花展「東日本復興にエール - 青い海、青い空」の開幕式では、「青い海、青い空」にちなみ、春の海を演奏しました。
いけばなインターナショナルチャリティー花展
この式典の会場が「札幌グランドホテル」だったのですが、開幕式の演奏がきっかけとなり、2012年~2019年の7年間、同ホテルの「チャイニーズレストラン黄鶴」で月に2回のホール演奏をさせていただきました。黄鶴でのホール演奏は2019年3月で終了しています。
中国琵琶グランドホテル

2015年11月6日には、札幌と中国瀋陽市が友好都市提携をした35周年を記念して、師匠の劉剛先生をはじめとした瀋陽音楽学院の演奏家をお呼びして開催したコンサートの企画と運営、出演をしました。
中国琵琶二胡竹笛筝コンサート
師匠と記念すべき初の一緒の舞台でした。
中国琵琶pipa音の縁

中国琵琶は、曲や音色や歴史や演奏技法も本当に魅力的な楽器です。私は、中国琵琶の音色はこんなに美しいのだから、もっとたくさんの方に知っていただきたいと思っています。ですが、自分が与えていただく実際の演奏の機会の範囲では、「たくさんの方にご紹介したい」という思いには全く力が足りないと感じ、このサイトを開設しました。

中国琵琶の音はこのような感じです↴


伝統的な曲以外も弾けます↴

今までたくさんのご縁をいただき中国琵琶を勉強し、演奏させて頂く事が出来ました。「音楽」によって結ばれた「縁」に感謝して、音楽を大切にしたいという思いからサイト名に「音の縁」とつけました。

ご訪問いただきましてありがとうございました☆

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