中国琵琶の歴史

中国民族楽器の阮について

中国民族楽器の阮(小阮・中阮・大阮)

この記事では、中国民族楽器の「阮」の歴史と呼び名の変化などについて
記載しています。

阮の歴史~琵琶と呼ばれていた阮

中国民族楽器の中で「阮(ruan)」というのは小阮、中阮、大阮などの
楽器の総称で、小さく高音域のものを「小阮」、
大きさや音程が中間位にあるものを「中阮」、
大きくて低音域のものを「大阮」と呼んで区別しています。

下の写真は「中阮」です。
中国語では「zhong ruan(ジョンルアン)」と呼びます。
中阮
弦は4弦で、右手でピックを使って演奏します。

阮の歴史は古く、漢の武帝の時代(紀元前140年~)からあったと
記録に残っています。
古くは、阮は「琵琶」または「漢琵琶」と呼ばれていました。
その後、普時代になると愛好した賢人の名をとって「阮咸」と呼び方が変わり、
だんだんと略されて「阮」とだけ呼ばれるようになりました。

阮は、長い歴史の中では、一度衰退をした時期もありますが、
現在では、中国民族音楽の中でなくてはならない楽器となっています。
音質は柔らかく、情緒にあふれ、心地良い音色で、
独奏楽器、伴奏楽器として人気があります。

日本へは、奈良時代に唐から、「螺鈿紫檀阮咸(らでんしたんげんかん)」
が伝わっています。
螺鈿紫檀の阮

下の動画は、中阮で曲を演奏した動画です


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