2019年の下半期の演奏活動について
この記事では、2019年6月~12月までの
2019年の下半期にあった演奏活動をご紹介しています。
今年の下半期の演奏活動は7月、ホテルの賞味会から始まりでした。
ホテルでの演奏は、大体は中国琵琶の独奏で演奏しているので、
自分で演奏している時の写真を写すことができず、
写真はほとんどありません。
賞味会のお料理は、季節の食材を意識したメニューが多いので、
中国琵琶の演奏曲目も、季節感を取り入れて選曲しています。
今年は、ホールでもシェフの調理実演の演出があったりして、
五感で楽しむ工夫に富んだ賞味会だったと思います。
こちらのホテルの賞味会でした↴
https://www.sapporo-hotelokura.co.jp/info_restaurant/508
9月は毎年、中国総領事館関連の催しでの演奏があります。
二胡をメインとして、揚琴、古筝と中国琵琶で合奏をしています。
10月には2つ、思い出深いものとなった演奏がありました。
1つは、「朗読フェスタ2019」という催しでした。
こちらの朗読フェスタの催しの中の、リラクゼーションタイム
という15分程の時間に、中国琵琶の演奏をさせていただきました。
また、朗読作品とのコラボレーションとして、
「利休にたずねよ より 『死を賜る』」
という作品に、中国琵琶で音楽をつけさせていただきました。
普段は、伴奏する時は二胡などの楽器に対しての伴奏なので、
相手の楽譜を見て自分のパートを作っていくのですが、
朗読とのコラボレーションは、作品の世界と、読み手の世界と、
両方を理解しなければ、その世界観にぴったりくる曲が作れません。
過去には、「耳なし芳一」「雪女」などや「花宵」という作品で、
朗読とのコラボレーションをさせていただいたことがありましたが、
この、「利休にたずねよ より 『死を賜る』」という作品の場面は、
利休の「美」というものに対する突き詰めた深い思い、
心を惹かれた女性との追憶などが、利休の生きた時代背景と
織りなしあって、非常に複雑で緊張感のあるものでした。
朗読をされる読み手の方の声の迫力や、表現力の力強さがあり、
中国琵琶は朗読より目立ってはいけないけれど、
声に対して劣りすぎてもならないというところで、
非常に難しかったですが、やりがいのある作業でもありました。
もう1つは、ボランティア演奏だったのですが、
ピアノの方と一緒に演奏させていただいた、
30分のミニコンサートがありました。
その時のプログラムです↴
その日は雨も降っていたのですが、
たくさんの方が聞いて下さり、とても嬉しかったです。
演奏に行って、私が元気をいただいて帰って来ました。
下の写真は、過去にこのミニコンサートで撮ったものです。
11月は、インターナショナルウィーク2019という催しと、 「International Week 2019」二胡、笛子、打楽器と中国琵琶の合奏をしました 2019年11月20日~22日に札幌駅前地下歩行空間で「International Week 2019」 ...
他に非公開の演奏が1つありました。
インターナショナルウィークというのは、
札幌に領事館を置く国が各国の文化を紹介する催しです。
こちらの記事に、インターナショナルウィーク2019で演奏した
「賽馬」という曲の動画があります↴
インターナショナルウィーク2019 二胡、笛子、打楽器と中国琵琶の合奏
以上が2019年の下半期の演奏活動の主なものでした。